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タンザニア歳時記・No.11 断食月と子供たち

金山 麻美(かなやまあさみ) 今年もラマダン(断食月)の季節がやってきました。当地タンザニアでは、10月27日からラマダン入りしています。去年同様、暑い時期のラマダンです。ラマダン明けは、今月末、26、27日あたりとなるでしょう。...

タンザニア Tembea Tembea 第4回 バガモヨ

山田智穂(やまだ ちほ) 1.ダルエスサラームから北へ70km、ダラダラで約1時間まっすぐな道を行ったところにバガモヨという小さな町があります。その海の美しさ、また、ダルエスサラームから日帰りでも行くことができる手軽さから、海沿いにはリゾートホテルが立ち並び、観光客も少なく...

タンザニア歳時記・No.10 Mkungu-ムクング

金山 麻美(かなやまあさみ) いやあ、秋ですね。 📷   というのは、日本のことでこれからこちらは暑くなります。でも、見てください。この見事な紅葉。この樹はスワヒリ語でMkungu、英語では、Indian Almond...

タンザニア歳時記・No.9   8月の海

金山 麻美(かなやまあさみ) 8月は、海が落ち着かないという。 ムゼートーマスとは、かれこれ10年以上の付き合いになるだろう。我が家に長年にわたり新鮮な海の幸を提供してくれているありがたい御仁だ。出入りの魚屋さんって感じかな。現在推定年齢50代半ば、ドドマ出身。妻は多分一人...

タンザニア Tembea Tembea 第3回 ザンジバル・ストーンタウン

山田智穂(やまだ ちほ) 町全体が2000年にユネスコ世界遺産に認定されたザンジバルのストーンタウン。アラブ調の町並み、人々の容貌、服装、習慣など、大陸部とはまったく違う雰囲気を漂わせています。 1.ところ狭しと立ち並ぶ漆喰の壁の建物の間を細いグネグネ道が走るストーンタウン...

タンザニア歳時記・No.8サバサバ-Dar es Salaam International Trade Fair ―

金山 麻美(かなやまあさみ) 📷 *サバサバ* 7月7日は何の日でしょう。日本では、七夕ですね。タンザニアでもこの日は、特別の日です。サバサバ(スワヒリ語で7を二回繰り返しただけだが)といって祝日なのです。以前は、農民の日と言われたこともありましたが、数年前に8月8日が祝...

タンザニア Tembea Tembea 第2回 キンゴルウィラ村

山田智穂(やまだ ちほ) 1.ダルエスサラームからバスで約3時間、キンゴルウィラ村はモロゴロの手前にあります。   メインロードから小さな道を入っていくと、赤土のキンゴルウィラ村が広がっています。 📷2.キンゴルウィラ村の子供たち。みんな元気!裸足でそこらじゅうを駆けまわ...

タンザニア歳時記・No.7― オレンジの花―

金山 麻美(かなやまあさみ) 📷 もうオレンジの季節はほとんど終わりかけ…のはずなのに、どうしたことか我が家の庭のオレンジの木は、白く小さな愛らしい花をたくさんつけています。 余り雨の降らなかった今年の大雨季も明け、ひんやりと涼しい季節がやってまいりました。この時期、朝ま...

タンザニア歳時記・No.6― タンザニアのりんご―

金山 麻美(かなやまあさみ) 📷 この前、市場に行って嬉しかったのは、ぶっさいくなタンザニア産りんごが並んでいたこと。日本のりんごに比べれば、その4分の1くらいのサイズで、凹凸でゆがんでいたりするのだけれど、見ているとしみじみとかわいらしいと思うのです。...

タンザニア Tembea Tembea 第1回 Soko (マーケット)

山田智穂(やまだ ちほ) タンザニアの人々にとって、生活用品、特に食材を手に入れるのに欠かせないのが soko (マーケット)です。たくさんの人々で活気にあふれて、あらゆるものがずらりと並ぶマーケットは、買い物の目的はなくても、ぶらぶらするだけで、タンザニアの人々の生活が垣...

タンザニア Mbali Mbali 第5回 「民族ダンス」

松野下千寿(まつのした ちず) タンザニアの田舎の村々では、今でも、一年の行事の折々に伝統的な民族ダンスが踊られます。それはその年の農作物の収穫を祝う収穫祭の時であったり、大人への通過儀礼として若者に施される割礼の時のお祝いの場であったり、結婚式であったりします。これらの行...

タンザニア歳時記・No.5― 猛暑―

金山 麻美(かなやまあさみ) またまたご無沙汰してしまいました。毎月書くようにと周りからいろいろ言われているのですが、なんともはやこのていたらく。  この間に、クリスマス、新年(特に何もない)、学校の新学年の始まり‥などなどが通りすぎてゆきました。ああ。...

タンザニア Mbali Mbali 第4回 「カンガ」

松野下千寿(まつのした ちず) タンザニア女性の服装の基本ともいうべき布、それがカンガです。 腰に巻いたり、頭を覆ったりするだけでなく、ある時は赤ちゃんのだっこ紐、またある時は風呂敷、そしてエプロンに、パジャマに、タオルに、敷物に、カーテンにと様々な用途に使うことができます...

タンザニア歳時記・12月 ― 断食月にキンゴルウィラ村へ行く・その1―

金山 麻美(かなやまあさみ) タンザニア在住13年になる私ですが、このたび初めて断食というものをしてみました。といっても一日半だけですが。 我が社のスタッフ、グビさんはモロゴロにあるキンゴルウィラ村の出身です。この村のほとんどはムスリムで、グビさんもラマダンには必ず断食をし...

タンザニア Mbali Mbali 第3回 「ザンジバルのお店」

松野下千寿(まつのした ちず) タンザニアでは日本では到底見られないユニークなお店がいっぱいです。 今月は、町全体が世界遺産にも指定されているザンジバル島のストーンタウンのお店をいくつかご紹介しましょう。 📷<布屋さんの写真>...

タンザニア歳時記・7、8月 ― 冬休み? ―

金山 麻美(かなやまあさみ) 今年は乾季にしてはめずらしく雨が降り続き、涼しさがいっそう増しています。猛暑にあえぐ?日本の皆さんには申し訳ないようですが、南半球にあるタンザニアは今、「冬」なのです。といっても南緯7度未満のダルエスサラームのことですから、日中の日差しは強いで...

タンザニア Mbali Mbali 第2回 「マサイの歌」

松野下千寿(まつのした ちず) 最近でこそ、アフリカの文化や人々の生活の様子などがマスコミで取り上げられるようになりましたが、ちょっと前まではアフリカ=野生の王国という強固なイメージが先行したように思います。タンザニアに対しても同じで、タンザニアといえば野生の王国、野生の王...

タンザニア歳時記・6月 ― オレンジとみかん ―

金山 麻美(かなやまあさみ) 常夏の国タンザニア、というのは、あながち間違いではありません。キリマンジャロなど山間部では、セーターが必要な季節があるとしても、ここ海岸近いダルエスサラームでは、年中夏です。でも、それでいいのかと言う声がどこからか聞こえてくるのは、なぜでしょう...

タンザニア Mbali Mbali No.1「ガーデン・ママ・シェリ」

松野下千寿(まつのした ちず) ダルエスサラームで、典型的なタンザニア料理を安く、清潔な場所で食べられるといえば、「ガーデン・ママ・シェリ」。シェリのお母さんの庭、という意味のこの店は、在タンザニアの日本人の間では、「リトル・シェラトン」と呼ばれています。誰もが知る高級ホテ...

タンザニア歳時記・11月 ― 断食月―

金山 麻美(かなやまあさみ) 今年は、11月6日か7日からラマダン(断食月)に入りそうです。 ご存知の方も多いでしょうが、ラマダンというのは、イスラム暦9月の断食月のことです。ムスリムたちは、この月の新月から次の新月にかけての一月間、日の出から日没の間、つまり日中の飲食を一...

スタッフ投稿記事: Blog2

JATAツアーズのスタッフたちが綴るタンザニアをご紹介します。

​【目次】

Kusikia si kuona(百聞は一見にしかず)    相澤 俊昭 

Habari kutoka Lukani(ルカニ村ニュース)  アレックス(ルカニ村出身) 

Habari kutoka Kingolwira (キンゴルウィラ村ニュース)  グビ、ハミシ、ヤウミ(キンゴルウィラ村出身) 

Habari za Dar es Salaam (ダルエスサラームニュース)  

  &読書ノート    根本 利通(JATAツアーズ創業者) 

タンザニアからの手紙  金山 麻美

Habariの本棚  歴代スタッフたち

スタッフ投稿記事: 概要
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