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  • 執筆者の写真白川

「タンザニア 人々との交流と民族音楽」ツアーを終えて/2019年・8月 ③

更新日:2020年6月15日

牛嶋 保夫さんより


 漠然とした言い方ですが、すごくよくできたツアーだと感じました。

私のタンザニア訪問は24〜25年ぶり、私がまだ44歳の頃にジャタツアーズの初めてのツアーのリーダーとして参加して以来です。その間、私も歳をとりましたが、ダルエスサラームの変貌ぶりには本当に驚きました。記憶は曖昧ではありますが、当時のダルエスサラームの人口は100万人くらい、現在は600万人も住む大都市になっているとのことでした。大都市に共通した交通渋滞も深刻なものでした。市内を走る車の8割程度は日本車、そのうちの8割がトヨタだったような印象でした。


 以下は日程に関しての個人的な希望です。私を含め同年代の年配者が3名参加していました。「老いと体力」の問題を感じました。ツアーの日程を少し入れ替えたらどうでしょうか?到着後ダルエスサラームに2泊することはタンザニアに慣れるために良いと思いました。その次にバガモヨ1泊、そしてメインの「農村滞在」4泊へと進んで行きます。この「農村滞在」はツアーの最も重要な時間であることはよく理解していますが、かなりの体力が必要です。そこで、ダルエスサラーム2泊のあとに、「農村滞在」、最後にバガモヨというスケジュールにしたらいかがでしょうか?この順番だと、まだ体力のあるうちに農村へ行けます。ママもとってもよくしてくれましたし、家の子どもたちとも仲良しになりました。食事も美味しかったのですが、やはり年配の者にとって油分の多い食事を4日間いただくということは、少しつらいものがありました。トイレと兼用のシャワーも4日間は厳しかったです。若い人たちにとってはなんということもないかもしれませんが、やはり「老いと体力」の問題だと思います。農村滞在の後にバガモヨへ行く日程にすると、ここで気分がかなりゆったりでき、体力の回復もできると思います。


 次に、バガモヨで感じた個人的な感想を少し述べます。

イスラムの遺跡は大変良かったのですが、キリスト教の教会と墓地では、なんとも言えない違和感と嫌な感じを受けました。表現は難しいのですが、「堅い感じ」です。参加者の上田慶子さんは、「キリスト教の教会に入った途端に、疲れがどっとでた」と言っていました。

ただ、ここで「コシシケレリ・アフリカ」を歌えたことが救いでした。金山麻美さんの説明では、イスラム教とキリスト教の両方を見ることが大切とのことでしたが、なぜか、上記のような印象をうけました。



 最後に今回はいろいろな事情でふたつの村に行けなかったことは残念でした。

キンゴルウィラ村滞在中にマサイの村に案内をしてもらいましたが、ここもとても良い

雰囲気でした。景色も村らしかったし、フレンドリーに受け入れをしてくれました。

マサイの村でのホームステイの可能性はあるのかな、と思いました。

帰国後数人の友人にタンザニア旅行の話しをしたところ、我々の年歳でも行けるのか、

と興味をもたれました。来年は、これらの友人たちにもツアーの案内を見せてあげよう、

と思います。


 これからも「ATタンザニアの人々との交流」はずっと続けていってほしい、と強く思っております。ありがとうございました。



JATA TOURSホームページ:https://www.jatatours.com/

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