ウズングワ山塊国立公園に行ってきました
更新日:2022年3月2日
11月は小雨季にあたる時期なのですが、昨年11月は雨が全然降らなく、
追い打ちをかけるように、太陽は元気にサンサンと輝いていました。
「暑い、水が欲しい。」
そんなプリミティブな欲求に従い、ウズングワ山塊国立公園に行ってきました。
◎ウズングワ山塊国立公園についてはこちら
朝7時頃ドライバーのカカと合流し、ダルエスを出発!
目的地は、Udzungwa Forest Camp。ダルエスから車で約8時間かかります。
途中、Msolwaのサービスステーションでチャイをはさみました。
建物は新しくきれいで、レストラン、スーパーが併設されていました。
さあ、チャイを飲み終えたら、ここからはノンストップで行こう!
…とはならず、例のごとく、アスカリ(警察)からおしゃべりのお誘いを受けてしまいました。。(行きと帰りで合計3回ありました。)
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水不足はダルエスだけではなく、タンザニア各地で起きていました。給水車が来て水を買っている人たちを見かけました。水は細々と通っているところや、干上がっている川がいくつもありました。
ミクミ国立公園を通過した時、大地がカラカラに干上がっており、枯れている草木が多く、野生動物たちも生きていけるのだろうか。。と不安になりました。
(※11月下旬ごろからようやくまとまった雨が降り始め、徐々に水不足は改善されていきました。)
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ミクミを通過し南下していくと、ウズングワ山塊とサトウキビ畑が見えてきました。
筋肉マッチョマンのパッケージでお馴染みの砂糖、Kilombero Sugar Companyのサトウキビ畑です。
このあたりの道路は工事中のため、かなりワイルドロードとなっています。
セルフドライブされる方はお気をつけくださいまし。
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Udzungwa Forest Campに到着!
◎Udzungwa Forest Campについてはこちら



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ウズングワ山塊国立公園には、いくつか登山コースがあります。
一番ポピュラーなのが、Sanjeの滝をみる(約6km、4-5時間の)コース。

み、水だ!!
ここから流れる水の恩恵もあり、この辺りの地域は、水不足の心配は大きくないとロッジのスタッフは言っていました。ただ、例年よりも滝の水量は足りないようです。
森には病気を治す薬草や毒となる草木が生えています。どれが体に良く、どれが体に害があるのかを、レンジャー兼ガイドのカカが丁寧に教えてくれました。
ウズングワ山塊国立公園のゲート近辺には大型肉食獣がいなく、イリンガ・レッドコロブスやサンジャ・マンガベイなどの新種のサルや鳥を見ることができます。

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滝に到着!
2か所間近で滝を見られるスポットがあり、1か所は泳ぐことができます。手や足、顔をつける分にはとっても気持ち良いのですが、泳ぐにはちょっと勇気がいる冷たさでした。


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ゆっくり歩いたので、下山まで6時間程度かかりました。登山口には、お土産やさんやココナッツジュースのお店があるので、余裕のある方はぜひ足を止めて見てみてください。
登山後のビールは美味しいですよね。それに晩御飯がより美味しく感じられました。
(ごはんの写真はうっかり、撮り忘れました。)
実はずっと行ってみたかったウズングワ山塊国立公園。
タンザニアの自然を体全体で味わうことができました!
※ウズングワ山塊国立公園には、最低でも二泊三日することをおすすめします。現在のところ、ダルエスから車で約8時間はかかります。今回、初日は移動、2日目に登山などのアクティビティ、3日目はゆっくり朝食をとった後、9時頃にロッジを出発し、ダルエス町中には17時すぎに到着しました。