白川
タンザニア Tembea Tembea 第7回 ペンバ『Pemba』
山田智穂(やまだ ちほ)
ペンバは、私にとっていちばん初めのスワヒリ語の先生の出身地だったということもあって、ずっと前から行きたかった場所のひとつだった。着いてすぐにチャケチャケの町を散歩してみると、町並みなどはウングジャ(一般にいうザンジバル)によく似ているけれど、平たんなウングジャとは対照的に、坂道が多く、丘のようになっている場所が多いことに気付いてびっくりした。そして、ウングジャのように観光化が進んでいない分、人も町自体も、ずっと素朴で落ち着いていて、のんびりした雰囲気だ。
*Tembea Tembeaというのはスワヒリ語で「歩き回る」ということです。山田智穂がタンザニアを歩き回って、見所、エピソードをご紹介いたします。