白川
Harufu ya Karafuu 第11回 最後のコラム
更新日:2019年5月3日
森田さやか
3月に約2年間の任期を終了し、JATA Toursを去る私は、今回のものが最後のコラムになってしまう。最後と意識するだけで、なんだか素晴らしい文章を書かなければいけないような気がして変なプレッシャーを感じているが、できるだけいつも通りに書きたいなと思っている。
しかし何を書いたらいいのか…。やっぱり最後はタンザニアのおもしろい部分を書き残したい。この2年間で新しいスワヒリ語のスラング(俗語)を覚えたので、それを紹介するのもいいかな、と思った。例えば、namba(ナンバ)という単語がある。これは数字を示すnambaliという単語をみんな省略し、電話番号やある数字を示すときに使っている。このナンバ、実は他の使い方もある。もしある人が他の誰もが知っているようなことをしらなかった場合、ある人が何かを間違えた場合、ふざけた冗談を言った場合、その人、「おいおい、ナンバかよ」と呼ばれてしまう。ナンバは数字のゼロから始まる、ゼロ⇒何もない⇒頭の中に何もないおバカさん☆という意味で使っているのだ。もちろんこれも冗談だが、すごくおもしろくないですか?このような単語の使い方。な~んて、言葉にあまり興味のない方にはそれほどおもしろくないかもしれないので、言葉の話はこれくらいにしておこう。
☆Harufu ya Karafuu(クローブの香り)は、とてもいい香りで多くのタンザニア人は好きだとか…。 森田さやかがタンザニアの良い部分、ステキな部分を書いていきます。