
白川
Kusikia si kuona No.12 -セレンゲティ・サファリ-
相澤 俊昭(あいざわ としあき)
前回のゴンベ国立公園のチンパンジー・トレッキングの後に、私達はセレンゲティ国立公園を訪れました。セレンゲティはマサイの言葉で『果てしない平原』と言われるように、どこまでも続く草原の風景が特徴的です。サバンナにアカシアの木々が点在する風景や、夕日に赤く染まった草原を動物が移動している景色を写真などでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。アフリカの雄大な自然を象徴するような風景が、ここで見ることが出来ます。また、セレンゲティ国立公園はケニアのマサイマラ保護区に接しており、一年かけて草食動物が、この二つの公園を移動するマイグレーションが有名です。一方、ゴンベは湖に面した森の国立公園ですので、風景もそこに住んでいる動植物も全く違います。両者を見比べてみるのも面白いです。
(2013年11月15日)
*;『Kusikia si kuona』とは日本語で百聞は一見にしかずという意味です。タンザニアで私が実際に見て、感じたことをこのページで紹介していきたいと思います。