
白川
Kusikia si kuona No.15 -ンドゥトゥのサファリが面白い-
相澤 俊昭(あいざわ としあき)
この間、久しぶりにセレンゲティとンゴロンゴロにサファリに行って来ました。セレンゲティは去年の8月以来で約半年ぶりだったので、行く前から、かなり楽しみでした。今回、サファリに行くきっかけは、Anga’ta Campsという最近新しく出来たキャンプが、ツアーオペレーター向けに開催した視察ツアーで1泊2日という普通じゃ考えられない弾丸ツアーの日程でした。
この辺りロッジといえば、老舗のNdutu Safari Lodgeが有名ですが、一年も前から予約を入れても部屋が取れないということもあります。それだけ、人気があるのでしょう。最近では、Anga’ta Campsのようにマイグレーションの動きに合わせて、テントの位置を変えていくという、モバイル式のテントキャンプの数もかなり増えて来ました。部屋がまったく取れないという状況も少しづつ緩和されてきているように思います。テントキャンプは電気はソーラーから取り、シャワーはバケツ一杯程度と、不便さはありますが、ロッジと比べ、より自然を近くに感じれるのが魅力です。夜、どこからともなく獣の鳴き声が聞こえてくるという、かなりワイルドな体験が出来るかもしれないので、1日ぐらい泊まってみるのもいい思い出になるかもしれませんね。
(2014年5月15日)
*;『Kusikia si kuona』とは日本語で百聞は一見にしかずという意味です。タンザニアで私が実際に見て、感じたことをこのページで紹介していきたいと思います。