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Kusikia si kuona No.8  タンザニアでダイビング

相澤 俊昭(あいざわ としあき)


 今年の初めに、ダイビングのライセンスを取りました。きっかけは、毎週末のようにダイビングに行く友人の勧め、というか上手いこと誘いに乗せられて付いて行ってしまったような感じです。その友人がダイビングから帰って来る度に、今日は綺麗なサンゴを見たとか、熱帯魚を見たとか話していたのを聞いて興味を持ち始めました。時にはイルカを見た時や、クジラの鳴き声を聞いたこともあるそうです。なんともうらやましい話です。

 調べると、ライセンスを取るには初心者用のライセンス取得コースがあり、数日間で終わるそうです。それなば、ちょっとやってみるかとなったのが始まりです。実際にライセンスを取ってみると、これまで見たことや体験したことのない出来事の連続で、すっかりダイビングの魅力にはまってしまいました。何よりも自分の世界観が広がったようですごく楽しいです。

 私はキリマンジャロ山にも登りに行くけど、山は上に行けば行くほど植物が少なくなり、生き物の存在を感じさせなくなるが、海は深く潜っても、それぞれの水深で様々な海の生き物を見ることが出来ます。体に負担はかかりそうだけど、登山の後、海に潜ったら、どのように感じるのか非常に興味があるので、今度試しにやってみよかなと思います。やっぱり海が恋しくなるのでしょうかね?

 始める前は、ザンジバルじゃなく、ダルエスサラームでダイビング?と思っていましたが、実際に潜ってみると、この辺りにもサンゴが綺麗なポイントがあったり、熱帯魚が群れていたり、エビなどの甲殻類も豊富で、透明度が高ければ潜っていて楽しいです。ちなみに雨季の時期や雨が降った後は、川から濁った水が流れてくるので、透明度は低くなるようです。一番のお勧めは乾季の6月以降からとの事です。ダルエスサラーム周辺のダイビングスポットは主に北側にあるようでCowrie, Gate, Sister、Surgeonと呼ばれる所がお勧めのようです。だいたい、いつもこの辺りで潜っています。

   タンザニアというとキリマンジャロや動物サファリが一般的に知られていると思いますが、ダイビングなどのマリーンアクティビティーも有名です。例えば、ペンバ島のマンタ、ザンジバル島のウミガメ、マフィア島のジンベイザメと言われるように、その時々の季節や場所によっていろいろな海の生物を見ることが出来ます。

<最近買ったダイビングの写真集>  今の季節だとマフィア島のジンベイサメを見る為にたくさんの観光客がマフィア島に来ます。ボートで沖に出て、ジンベイサメを見つけると、シュノーケルを付け、海に飛び込む!というとってもワイルドな方法だそうです。ジンベイサメは意外に、ゆったりと泳ぐそうで、間近で一緒に泳ぐことも出来るそうです。機会があれば、是非、一度は体験してみたいツアーです。

<ザンジバルのウミガメ>    旅行期間の短い観光客にはサファリをして、キリマンジャロも登って、さらに海へ!というのはなかなか難しいかもしれないですが、ダイビングも、それに負けないほどの魅力を持っていると思います。私も早速、タンザニアのダイビングスポットを集めた写真集を買って、次はどこで潜ってやろうと計画中です。機会があれば、タンザニアでダイビングをされてみてはいかがですか?
<こんな大きな魚を見たい!>

(2013年3月15日)

*;『Kusikia si kuona』とは日本語で百聞は一見にしかずという意味です。タンザニアで私が実際に見て、感じたことをこのページで紹介していきたいと思います。  

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