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  • 執筆者の写真白川

Pole Pole No.12  ペンバ島でダイビング!

後藤由紀子(ごとう ゆきこ)

  ダルエスサラームでダイビングライセンスを取得してから1年程。ライセンスを取得したら潜りに行きたいと思っていた場所のひとつ、ペンバ島へダイビングをしに行ってきました。  ペンバ島は東アフリカの中で最も美しく状態の良いサンゴ礁があると言われており、世界でも有数のダイビングスポットとして知られています。ザンジバルのウングジャ島と大陸の間は海が浅くどちらでも同じような魚が見られますが、ペンバ島と大陸は水深が深く、ペンバでしか見られない魚がいるそうです。またペンバ島は年末から3月くらいまでの間マンタが見られることでも有名です。

今回ペンバ島の北の海で2日間ダイビングをしました。 到着日にダイビングに関するオリエンテーションを受け、その後ダイビングスーツやフィン等サイズの合うダイビング用品を探してもらい翌日の準備をします。

<ボートの上から見た海>

 翌朝ロッジの目の前の海からボートに乗ってダイビングスポットへ向かいます。見渡す限りきれいな透明度の高い海が広がり、水面を見ていると水の中はどうなっているのだろうとワクワクしてきます。ダイビングスポットへ到着し、装備をつけていざ海へ!海の中へ潜り始めると一面真っ青な世界が広がります。少し久しぶりのダイビングだったのでちょっとドキドキしならが降りていき、気がつくと水深30mほどのところにいました。さんご礁の壁に沿って泳ぎながら魚を見つつふと下を覗くと底の見えない吸い込まれてしまいそうな深い海が広がっています。そのままサンゴの壁に沿って泳いで行くとたくさん魚のいるエリアに到着。魚の名前に詳しくない私は一体何の魚がいたのかわかりませんが、色とりどりのきれいな魚がたくさん!さんご礁にぶつからないように注意しながら泳ぎ魚と海の中を楽しみます。その後だんだんと浅瀬へ上がっていき時間がきたので水面へ。水面へ出た後はボートに乗り休憩ポイントへ移動します。

<ペンバの海の中>

 この休憩をする場所がとてもきれいな無人の静かなビーチで何時間もいたいなと思う場所でした。休憩中に紅茶やバナナ、パンケーキ等の軽食を食べ次のダイビングに向けてエネルギーを蓄えます。しばらく休んだ後またボートに戻り次のダイビングスポットへ向かいます。

<休憩ポイント>
<休憩ポイント>

 次に潜った場所もさんご礁の周りにきれいな魚がたくさんいます!水族館へ行くと水槽の中に色とりどりのきれいな魚が泳いでいますがペンバの海はその水槽の中のようで、小さな頃からガラスを通してみていた世界が目の前にそしてより近くに広がっていることに幸せだな、潜りにこれてよかったなとそう思いました。水面へ上がる時間になりボートへ戻った後はロッジに向けて帰ります。ロッジに戻った後は昼食になりますが、なんとこの後午後の3本目のダイビングに行くダイバーも!さすがに1日3本は潜れないなということで午後はロッジでのんびり過ごします。

 夕方はロッジの目の前にあるビーチで夕日を眺め、日が暮れてくると海蛍が出てくるので幻想的な蛍の光を楽しみます。ペンバ島は手付かずの自然が多く残されていると聞いたことがあり海の中にいるだけで豊かな自然があることがわかりましたが、水がきれいなところにしか生息できないと言われている蛍を見て本当にペンバ島は手付かずの自然が多く残る私たち人々が大切にしなければいけない場所のひとつだなとそう思いました。

<ペンバの夕日>

 翌日も朝からダイビングへ出発!そしてこの日は運よく3頭のイルカを移動中に見ることができました。海の中でもイルカを見られるかなと皆期待をしていましたが、残念ながら海の中ではイルカに遭遇することはできませんでした。そしてこの日は早朝雨が降ったことから水中の中の視界は良くなく、潮の流れも速く初日のようにゆっくりダイビングを楽しむという状況ではありませんでしたが2本目のダイビングでは至近距離でエイを見ることができました。

<ペンバの海>

 ペンバの海は陸から見ても潜ってもとてもきれいで人を惹きつける魅力があり、また絶対に潜りに行きたいなと思いました。

(2014年2月15日)

*「PolePole」とはスワヒリ語で「ゆっくり」と言う意味です。タンザニアのゆったりした雰囲気をこのページで伝えられたらと思います。

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